Qちゃんのキモノde子育てしましょ！

行ってまいりました
一般財団法人　全日本和装コンサルタント協会の
厚生労働省認定　着物着付指導士　実技試験



試験中は写真撮影ができないので
試験開始前の、準備段階の
写真しかないのですが・・・

ボディに下着、補正をして
長じゅばんをかけた段階まで
準備していきます

長じゅばんはかけるだけで
着付は、試験がスタートしてから…

着付に必要な小物類は
とりやすいように、まとめて
美しく準備してあります

もちろん、試験中はこの
衣装敷紙を出ることは出来ませんので
ここで、忘れ物があったらアウト
ですので注意深くチェックされています

今回、私の一番、二番弟子さん方が
そろって３級指導士試験を
受験してくださいました。

受験内容は、まずこの準備した
ボディに長じゅばんを着せて
中振袖を着付けて
袋帯を用いて文庫結びを
仕上げる　これが20分以内

その後、自分で説明をしながら
和装教材を用いた礼装の着付の
展示説明が10分以内

技術はもちろん、声の大きさや速さ
説明の仕方のみならず
説明文もチェック項目があり
飛ばしたら減点となります

そして、その着上がった姿に
袋帯で自分で二重太鼓を結ぶ
（もちろん手結びです）
が６分以内・・・

すべての項目には、試験後に
採点の時間があり
細かく定規で採寸されます(T_T)ので
受験者は、本当に緊張します

お二人とも、途中で何度も挫折し
吐きそう・・・なんて言いながらも
最後までよくお稽古してくださいました
結果はどうであれ、頑張ってくださった
そのお姿に心から拍手です！！

ちなみに、この試験の前に
私の受験した２級実技試験もあったのですが
その内容は・・・

まず男性礼装着付け
長じゅばんから、黒紋付羽織はかま姿に
懐紙や白扇を持たせるまでで12分

大振袖、普通の振袖と違い
よく結婚式のお色直しで使われる
ふき綿の入ったあの重たい振袖ですね
長じゅばんも花嫁と同じもので
長じゅばんにも振袖にも
伊達巻き（４巻き）しないといけません

その着付けが、なんと８分！！
これは練習段階では一度も
８分以内で出来たことが無く
一番の苦手項目でした^_^;

そして、着付けあがった大振袖に
丸帯で相生立て矢の結び方を
帯の準備段階から最終チェック項目まで
説明しながら結びあげるのが20分

以上の３項目を受験したのですが
やっぱり試験は魔物です
いろいろ、やらかしました

まず、使う予定のクリップ数を
間違えて、振袖の着付けで使う
クリップが２本足りず、途中で焦りまくり！！

ついでに、練習していたボディと
本番のボディの高さが違い
またまた焦りまくり

最後に、着物に巻いてた伊達巻を
３巻き目くらいで落としてしまい
焦りまくりながらも、ようやく巻き終え
巻き終えてから、おはしょり芯
を入れ忘れたことに気がつき焦りまくり

と、すばらしく焦りました
時間は奇跡的に８分内で収まりましたが・・・

ついでに、帯結びの展示説明も
いつもと帯が裏返しで
練習して、少しクセをつけていた
帯のヒダの山折と谷折が
すべて逆向きになってしまい
焦りまくりと

とても大成功！と威張れる
内容ではありませんでしたが^_^;
それが実力

とりあえず、終わって
もう、毎日暗記したり練習したり
しなくてイイので
ホッとしました

まずは、これでひと段落
次からのお稽古に
つなげて行きたいと思いますヽ(^o^)丿